甘くない「シャインマスカット」を選んで失敗しないにはどうしたらいいの
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「愛媛のシャインマスカット」直売所で甘くないシャインマスカットを選ばないには
愛媛のシャインマスカットは8月末から9月にかけて旬を迎える「シャインマスカット」。この時期、松山の高島屋や松山三越などでは鮮やかな黄緑色のシャインマスカットをよく見かける。
消費者が知らないシャインマスカットの真実として直売所が少ない愛媛だからこそ
物流の兼ね合い、農園の規模化を図るとどうしても早期収穫になってしまいます。
黄緑色よりもっと「甘くておいしい」本当の春があります。
愛媛の直売所では試食もできるところがあると思うので食べ比べてみたりしてはいかがでしょうか。
長々書きましたが粒の色がポイントです。
甘くないシャインマスカットは真緑いろ
シャインマスカットは2006年に品種登録されたブドウですが愛媛県でもこの10年生産する農家が増えました。圧倒的にニーズと作りやすさから今後も生産量が愛媛のシャインマスカットを考えても増加するでしょう。
なぜそれだけ人気があるか愛媛のシャインマスカット狩りの現場を年間で5件以上は視察に行くので思うのですが3歳から小学生に圧倒的に支持されいてるのを感じます。ファミリー層しかもお子様がまだ小さいご家庭が非常に多い。お子様に人気に理由は皮食と高い糖度だと思います。
そんなシャインマスカット市場に出る量が増えると高いのに甘くない!そんな悩みをよく聞くようになりました。
それは完熟前に収穫するという農家の事情や悪天候による日照不足など理由があります。
では失敗しない甘くないシャインマスカットを避けるには皮の色。直売所に言ったらカラーチャートと見比べてこれくださいもしくは試食をさせてもらえないでしょうか?そう聞いてみてください。
あまりにも緑のイメージがあるので多くの消費者様は甘いのが緑と勘違いしている。実は甘くないシャインマスカット。
そして黄色は傷んでいると思った人がいるようだが実は熟れて甘くなっている証拠です。
甘くないシャインマスカットは粒が固い
実際にギフトにした際や購入の時は硬さを調べるのは難しい。だけど参考に覚えてほしい、硬いのは未熟果が混入している場合もある。ぶどうは着色時期に水が回り粒が柔らかくなっていく。愛媛は多雨なので、特に7月末から8月中旬にかけて雨が多い年のシャインマスカットはカラーチャートや粒の固さなどを参考にすべし。
シャインマスカットは愛媛みかんのように収穫後に甘くなることはない。ただ水分がなくなっていく。甘いシャインマスカットを食べたいときは、店先で並ぶものの色を見て選ぼう。
愛媛のシャインマスカットの直売所で買うときには「甘いぶどうが好き、という方は黄色味を帯びたものを、逆に香りの高いさっぱりしたものが好きなら、緑色が濃い方を選ぶと良い