育てる柑橘を選ぶポイントは?収穫時期で選ぶ・味で選ぶ
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育てる柑橘類を選ぶポイント
味で選ぶ
何といっても好み、まずは自分の好きな味の柑橘を選ぶのがおススメ。収穫が待ち遠しければ管理も丁寧になります。
耐寒性で選ぶ
寒さの強さは品種によって変わります。家庭菜園で一般的な庭植えの場合
居住地の最低気温よりも耐寒気温が高い柑橘を選びましょう。
もし皆さまが育てたい柑橘が居城地の耐寒気温を下回る場合は冬の置き場を工夫してみます。
例えばレモンの場合、日当たりの良い室内に置きます。
収穫時期で選びます
5月の開花を考慮して収穫時期が早い方が果実が病害虫の被害にあうリスクが少ないので、初心者の方にはおすすめです。越冬させて1から7月に収穫する品種、戸田果樹園ではせとかや甘平などは寒冷地では凍ってしまいます。愛媛県松山の伊台という場所は柑橘の産地ですがよく冷害を受けたと聞きます。凍ると苦くなって食べられません。袋掛けをして1度あげたり寒波の前に収穫したりと対策をします。
柑橘類の耐寒性
参考:果樹農業振興基本方針(農水省2015年)
-3度 レモン、ぶんたん、タンカン
-5度 温州みかん、ポンカン、伊予柑、ハッサク、夏ミカン、日向夏、きよみ、不知火、ネーブルキンカン
-6度 カボススダチ
-7度 ゆず
上記にない場合は近い仲間を参考にするとよいです。
棘の少なさで選ぶ
せとかの収穫や袋掛けをしている時に棘で痛いっといつも思います。
どんな柑橘でもとげがあります。幼木では多い傾向にあります。木の成長とともに少なくなって成木になると目立たなくなります。
しかし成木になっても棘が残る品種があります。
棘があると危険なので候補から外すか棘は切っても生育には影響しないので切ってしまいます。
棘が目立つ品種
からたち、ゆず、レモン、キンカン、ハナユ、ブンタン、スダチ、カボス、せとか、はるか